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| 最新レス | 増減方式という意味不すぎる採点方法 「当然100点を最高」という前提を掲げながら-700から700点まで付けられてしまういう謎方式 以下全部-100から100まで付けられるということですよね・・? 立ち絵 CG 演出 システム ストーリー 主人公 エロゲ概念 例を挙げると、「すべてがちょっと残念」の作品がいたとして、 「絵が若干下手」「システムに不便などころあり」「ストーリーがちょっとつまらない」などなど こういう作品は世間の目から見ると平均を下回るので50点前後の評価になるでしょう しかしなんとこちらの評価基準ではこの作品は0点になります!加点するポイントがないですからね。 そもそもを言うとあなたの意見がどうこうじゃなくて、あなたの基準が世間とだいぶかけ離れているんですよね?まあ正直自己擁護のために後から付け足したようにしか見えませんが・・ | akiaki154 | 2025年12月25日 |
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76点 ご主人様、セイラに夢みたいないちゃラブご奉仕させていただけますか (るび様を崇める会(同人))
ご都合主義万歳なストゼロエロゲ → 長文感想(396)(ネタバレ注意)(1) 総プレイ時間 : 1h
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| 最新レス | 2022年8月9日のアップデート後 「T」キーでメッセージウインドウの不透明度(透過度)が設定できます。 | naritato | 2025年12月23日 |
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86点 Hyper→Highspeed→Genius (ういんどみる)
丁寧。細部まで実に丁寧に考えて創られている作品。そしてその物語が発している問いは、一見キャラクター重視で、明るい会話のやり取りや日常、陽性な能力バトルなんかが描かれているにも関わらず、実にシビアでシニカル。『聖女』『世界長』そして『ノア』。より良い世界を創るための近道が目の前にあったら、あなたの理想の世界を実現できる道具が手の届くところにあったら、あなたはどうしますか? → 長文感想(7065)(ネタバレ注意)(2) | |||
| 最新レス | kkmyyさまこんばんは。 >>HHGもプレイするのかな? 『HHG女神の終焉』のことでしたらプレイ予定です。インストールもしていたんですが、とりあえず一呼吸置いて、別の作品をやってから……とか思っていたら、PCが壊れてデータが吹っ飛んであっはっはw という状態でして。まあちゃんとディスクは手元にあるので来年のどこかで、というところでしょうか。 kkmyy様の感想も読ませていただきました。翠名とアイリス推しとは見事なお仲間。翠名のふわふわした声、自分も好きです。多分彼女が本気になると強すぎるので、ああいう性格にして、お話の中核部分から遠ざけられたのかなという気がしていますが、はてさて。 ではでは、14年前の作品の無駄に長い感想を読んでいただき、本当にありがとうございました! | cyokin10w | 2025年12月13日 |
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86点 Hyper→Highspeed→Genius (ういんどみる)
丁寧。細部まで実に丁寧に考えて創られている作品。そしてその物語が発している問いは、一見キャラクター重視で、明るい会話のやり取りや日常、陽性な能力バトルなんかが描かれているにも関わらず、実にシビアでシニカル。『聖女』『世界長』そして『ノア』。より良い世界を創るための近道が目の前にあったら、あなたの理想の世界を実現できる道具が手の届くところにあったら、あなたはどうしますか? → 長文感想(7065)(ネタバレ注意)(2) | |||
| 最新レス | HHGもプレイするのかな? 感想・評価がどう変わるか聞いてみたい。 | kkmyy | 2025年12月13日 |
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97点 さくらむすび (CUFFS)
「卒業式のあとって、晴れ晴れとした寂しさがあるわよね」 獣医の卵を扱うドラマ化もされた漫画には、こんなセリフが出てくる。節目の日に何を想うかは人それぞれだけれど、そこに寂しさや感傷めいたものが混じるのであれば、幸運なことかもしれない。それはある段階から次へ進み、過ぎ去り覆い隠されてしまうものがあること、内面に何かしらを残す意味あるものだったことを気づかせてくれている、かもしれない。 → 長文感想(17468)(ネタバレ注意)(2) 総プレイ時間 : 35h / 面白くなってきた時間 : 14h
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| 最新レス | ウオオオ 感想を読んでいただきありがとうございます…!! 紅葉ルートを最後にして満足感も十分あったものの、二面性のうち光の部分より暗い部分が刺さってしまい、スッキリしないものも残ったというのが正直なところです。長文感想のとおり感情を動かされたシーン、思いっきり没入したシーンもありました。ただ、泣いたという他の方の感想を見て違和感を覚える程度には、劇中救いのないところは本当に救いがないと、感動より想像が先にきてしまっていたのかなと。 もとより涙の量で面白さを量りたくないと思ってましたが、これまで遊んだ作品は(気付かずに)エンタメとして楽しんだから引き摺り方もそこまでではなかったのかもしれない、逆に本作ではエンタメ性はもしかしたら飾りで、本来桜の樹の下に埋まってるようなナニかをこそ表現したかったのかな、と振り返って考えたりしてました。それくらい絶妙な塩梅で見たくないものを書いていたように感じます。 一方、テキストや音楽の素晴らしさ、ノベルゲームの醍醐味が味わえるという、作品として良くできている点は勿論、題材とその書き方が卓越しているという意味で自分の中での評価は非常に高いです。hisui621さんの評価もアテにしてましたが、こういう作品もあるということを知ることができて、遊んでよかった、本作と出会えてよかったと思います。 hisui621さんの感想や他の方のものも含め考察?も少し読みましたが、紅葉ルートは見方を変えるとぞっとするような怖さがありますね。あまり考えないようにしてますが、こういう不安定さみたいなものも本作の味だなと捉えると、自分も読み込みが足らなかったと思うと同時に、(すでにバカサプやってて手遅れ気味ですが)妹モノを読むときに影響しそうなのでしばらく距離を置きたいと思います。それくらいにはハマってしまいました。 | latte | 2025年12月09日 |
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97点 さくらむすび (CUFFS)
「卒業式のあとって、晴れ晴れとした寂しさがあるわよね」 獣医の卵を扱うドラマ化もされた漫画には、こんなセリフが出てくる。節目の日に何を想うかは人それぞれだけれど、そこに寂しさや感傷めいたものが混じるのであれば、幸運なことかもしれない。それはある段階から次へ進み、過ぎ去り覆い隠されてしまうものがあること、内面に何かしらを残す意味あるものだったことを気づかせてくれている、かもしれない。 → 長文感想(17468)(ネタバレ注意)(2) 総プレイ時間 : 35h / 面白くなってきた時間 : 14h
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| 最新レス | latteさん、こんにちは。 『さくら、もゆ。』の時も思いましたが、とにかく細部まで丁寧に読み解き言語化されているところが大好きなので、何度も何度も読み返しました(笑) 心にスッと沁みてくる素敵な感想をありがとうございました。 本作は”ビジュアル”ノベルというよりも、小説をモチーフとした全画面表示形式の”サウンド”ノベルであり、まさにlatteさんが総評で語られている通り”ノベル”ゲームならではの良さ、これでしか味わえない感覚を引き出せている作品だなと。 それもあってかなり刺さるのではないかなとは思っていたのですが、軽く鬱になるくらいには刺さったと言っても良いのか(笑)、予想以上に高く評価されていたので驚きました。 桜のように光が当たって明るい部分と、その下に埋まっている死体のような暗い部分、互いが互いを引き立たせることでより美しく輝いているこの作品の持つ様々な魅力が理解してもらえたように感じてとても嬉しかったです。 | hisui621 | 2025年12月07日 |
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| 最新レス | コメントありがとうございます。本レビューはかなりの長文かつ散文でしたので、全文読んでいただいたうえでコメントを頂けて嬉しいです。また、私もそんなにレビューを投稿しているわけではありませんが、この作品のレビューに関しては一番多くの方に「参考になった」ボタンを押していただき、驚くとともにこれはもう私の文章どうこうというよりいかにゆずソフトが今の業界において注目されているのかを再確認した思いです。 さて、ご指摘いただいた点についてですが、まず私の側の反省点として、本レビューの主旨はあくまで月望√における根本的問題点についてであり、ただでさえ長文である中でほかの要素について触れるべきではなかったと思いなおしました。特に後半の「オバドラ作品と比較して」云々の部分はつまるところ本作が作品として実際どうか、といった部分と密接にかかわる部分であり、それ自体真剣に論じようと思えば同じくらい長文になりかねないものであったため、もののついでのように触れるくらいなら初めから書く必要はなかったかなと反省しています。 そのうえでご指摘いただいた部分についての見解ですが、やはり本作をオバドラ作品などのような先行のバンド作品と比較することには違和感があります。 augustlove様のレビューも拝見いたしました。その中に「数多あるバンドコンテンツと戦える」という表現がありますが、まさにこの部分の見解の相違がそのまま意見の食い違いに繋がっているのではないかと思料します。本作はたぶん、そこと戦う気はそもそもないのかな、と。 少し話は逸れますが、augustlove様が挙げてくださったいくつかのゲームに共通する特徴を自分なりにかみ砕いた表現として、「題材とキャラクターが密接に結びついている」というものが思い浮かびました。たとえばオバドラ作品でいえば、まず音楽が好きである、といった設定ありきでキャラクターが造形されているので、仮に途中でプロジェクトが変わり題材が別のものになれば当然キャラクターは一から作り直しになるでしょう。題材に沿ったキャラを配置し、かつそのキャラが音楽が好きである理由やその描写をして肉付けすることで初めて物語は自然なものとなり、没入感や感動に繋がります。そして、そういったキャラや物語を作るには作り手に題材に関する知識と、なにより熱量が求められるでしょう。augustlove様がおっしゃる"違和感"がない、とはそういうことだと解釈しました。 そういった観点でいえば、本作は極めて弱いと言わざるを得ません。私は音楽は金管を少しかじった程度の素人ですが、それでも読解に苦しむ場所がほぼないほど本作には専門的な要素が出てきません。少しくらい理解できないところがあってもいいと思うんですけどね、なにかしらの題材に特化するなら(わからんものを読まされる、という快楽もあると思います)。 また、キャラ同士の音楽談義なども皆無で、各人の音楽的な嗜好が分からない、というより本当に音楽が好きなのかどうかさえ判然としない(ただしこれについては実在の団体の固有名詞を出せないという制約はあると思います。それにしても、ですが)。 これは別の方のレビューを読んで確かにその通りと思ったのですが、そもそも活動目的が茫洋としすぎているという問題もあると思います。プロを目指さず趣味でやっているのなら、「別のバンドと似ている」や「前の曲のほうがよかった」などという意見にいちいち耳を傾けて葛藤する理由がない。また、全員実力者かつ若く容姿端麗、プラスすでに動画がバズっていてワンマンも可能なほど集客力がある状況で誰にもプロ志向がない、という状況がかえって異常すぎて呑み込みづらい。 こういったガバガバさや浅さというのは、シンプルにライター陣に見識がない、ばかりかおそらくいわゆるロックというジャンルにさほど興味がないことに由来しているのだと思います。抽象的な言い回しですが、いわゆる魂のようなものがこの作品にあるかと言われれば間違いなく、ないです。少なくともそれが、題材に対する誠実さや熱意であると仮定するなら。 しかし、では魂がなければ作品として成立しえないかと言われればそういうわけではないのが複雑なところです。 本作はおそらく、「ぼっち・ざ・ろっく」から強い影響を受けていると思われます。予想でしかありませんが、全く念頭にないということはあり得ないでしょう。 私は実を言うとぼざろのアニメや原作からかなり強い衝撃を受けまして、それは「こんなにカジュアルにバンドものを描いていいんだ」というものでした。ぼざろでは、作者自身の音楽的嗜好は節々で扱われますが、バンド活動の具体的描写やキャラクターの音楽的嗜好に関わる描写はかなり大胆に省かれています。つまり、本作と非常に性質が近く、私が上に挙げたものやaugustlove様並びにほかのレビュアーの批判の多くはぼざろにも刺さってしまうんですね。 で、そんなぼざろの商業的成功がそもそも本作の企画の立脚点になっているのではないかと。このくらいの浅さでファッショナブルにジャンル物を作ってもいいのならうちのライター陣でもいけるよね、劇伴をバンド音源にして挿入歌増やしたり、そういったガワの体裁さえ整えればバンドものとして成立するんでしょ? ぶっちゃけ本作の志ってその程度のものだと思う。 閑話休題。 この前提を踏まえた上で、オバドラ作品のように題材に真摯に向き合った作品群と比較するのは意味がないのではないか、というのが私の論旨です。 物語と不可分な作品の血肉として音楽を扱った作品と、代替可能な装飾として音楽を扱った作品では目指すものも訴えかけるユーザー層も違いすぎて参考にならないのではないかと。 長々書いてしまいましたが、これが核心というか、シンプルな設問として、本作の購入を迷っているユーザーに対して、「キラ☆キラやディアドラのほうがよかったよ」というアドバイスをして、購入を踏みとどまる人がどれだけいるのだろうか、と思うのです。「いや、全く別物でしょ」「ゆずにそんなのもとから求めてないし」となる人がほとんどではないでしょうか。 購入を踏みとどまらせたい、という立場になったときに、比較対象に挙げるものとして適切ではない気がします。 そういった意味でいえば、ハミクリと比較して、という話であれば同じように創作をキャラを引き立てるツールとして扱い、かつ向こうのほうがその試みが上手くいっている、という文脈で割りとすんなり納得できます。 中央値85点に関しては・・・私は割と妥当なのかなぁ、と。私自身は87点にしていて、発売からだいぶ経って冷静になるといろいろ粗も見えてきて、2、3点は差し引いてもいいのかなとも思っていますが、逆に言えばそのくらいの点数は堅いのかなと。 くしくもキラ☆キラの点数と同じなんですね(笑)何の因果なんでしょうか。いや、私もさすがに両者が等価値とは思ってないです。 ただ、これは私が採点する際の基準として、その時代の市場においてどれだけ傑出していたかを意識するようにしているのです。 私は有名どころの作品はもっとも古いもので2002年あたりの作品からプレイしていて、ゼロ年代の私の記憶において最も業界が活発だったころ(歴史を遡ると90年台のほうが栄えていたのかもしれませんが)のいわゆる神ゲーはそこそこプレイしているのですが、採点の基準をそれらと比較して、ということにしてしまうと現代のゲームは正直太刀打ちできないでしょう。 完全フラットに採点しているレビュアーを否定する意図はありません。むしろそっちのほうが正しいと思います。 ただ、やはり当時と今では条件が違いすぎるのではないかと。尖った作品を出せていたのも発売する本数の分母が多く、無難な作品で市場が飽和していたからこそだと思うし、そこに思い出補正を加えたらいよいよ現代のゲームに高得点はつけられなくなる。だいいち、過去の神ゲー群に高得点をつけた人たちの大半は残念ながらもうこのサイトにいないと思います。 ディアドラでさえ15年前、キラ☆キラに至っては18年前です。業界の状況はもちろん現実の文化やリテラシーもだいぶ変わっています。それも本作との比較に適さない理由の一つです。 実際本作は今年発売したゲームに限定すれば間違いなく5本の指には入ると思うし、今このサイトに残っている人たちの、かつゆずソフトのゲームをプレイするようなユーザー層の素直な採点として85点というのは特段驚くにはあたらないかなと。出来はともかくとしてマンネリファンタジーを脱却したという新鮮さで多少色がついているのかなとは思いますが。 最後にいくつか余談を ・性懲りもせず人〇にをやったのは明確に悪手だったと思います。おっしゃる通り、悪癖ですね。この作品のガバガバリアリティラインでキャラの命に重みをもたせるのは到底不可能です。音楽要素にもかかってないし。 ・むしろもっと音楽要素を薄くしてキャラクター描写に割くべき、というのは一つの選択肢としてありだったかもしれませんね。本作が過去作に比べていわゆるイチャイチャ描写が減っているのは確かだと思うので。それを指して「音楽が舞台装置にしては出しゃばりすぎ」といったご指摘であれば、実に的確と思います。どっちつかず、という印象になる人もいると思います。 ・ぼざろしかり本作しかりこういったルック先行の、言ってしまえば魂不在な作品が流行することにカルチャーショックと、若干釈然としない思いは私にもあります。 個人的に一番引っかかるのはレビュー本文にもある通り挿入歌の使い方ですね。augustlove様は楽曲そのもののポテンシャルについても言及されていましたが、まあそこは自社制作じゃないし仕方ないのかなとも思うんですよ。ただ、使い方については雑すぎるよなぁ、と。エロゲの音楽なんてボーカルの有無にかかわらず印象的な演出とセットのはずなので、そこを工夫する気がないのならバンドものなんてそもそもやるべきではない、というのは本当にそう思います。プレイし終えた今、レモネードファクトリーの曲をyoutubeとかで果たして聴いてますか、と。そこに答えが出ている気がします。 とはいえ、繰り返しになりますがこのくらいの浅さがむしろ好まれるのだろうな、と。これこそ若者の「こういうのでいい」っていう感覚なんだろうなと。 ・ちなみに当方田舎住まいなので最寄りのロイホまではおよそ150km、デニーズに至っては450kmほど離れている。こんな惨めな身の上で喩えにファミレスを使ったのは間違いだったと後悔しています。 | sakuya.t | 2025年12月06日 |
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| 最新レス | 感想拝見しました。 自らも感じていた違和感を言語化されており新たな発見がありました。 しかし見過ごせない箇所もありましたのでOverDrive作品と比較した感想を書いた者として拙筆ながら書き残します。 本作のセールスポイントとしてバンド作品であることは明確に打ち出されている。 バンド物として優れている前例を比較に出すのは自然ではないでしょうか?映画監督のたとえはよく分かりません。 ゆず作品にガチシナリオを求めるな、と言われればそうかもしれない。 が、キャラゲーであることとシナリオの精巧さはトレードオフではない。以下に挙げる作品では「ヒロインの可愛さ」とシリアスなシナリオを両立できている。表現の拙さは本作固有の問題である。 ハイパーリアルで題材の扱いがしっかりしている作品として『月に寄りそう乙女の作法』シリーズがあげられる。 シリーズ後継作にまでわたる強力なヒロイン像、コメディとシリアスのバランス、服飾に真摯に取り組むスポ根的な描写を実現している。 バンド物でいうとOverdrive作品もここに入るだろう。 まどそふと作品(ワガハイ、ハミクリ)は可愛さに振り切ったいい例と思う。創作への取り組みを主人公とヒロインの中で完結させている。 活動内容をヒロインとの交流を演出する要素として活かし、キャラクターの可愛さを優先する方向性が成功した例であろう。 入り込める作品には"違和感"がない。 例に挙げた作品と比べて本作の立ち位置はバンド表現とキャラゲー要素の配分がどっちつかずで中途半端に思う。 ゆえに作中キャラクターの音楽への温度感が伝わらないし、舞台装置にとどめるには出しゃばりすぎている。 これはリアル路線に移行した故の弊害かもしれない。 ファンタジー作品なら作中の解釈でコントロール出来ていたものがリアル路線になったことにより浅い知識語りや説教が目立つようになってしまった。 ライターの分業も√ごとの説得力の差に影響しているだろう。 音楽的な表現でいえば杏珠,月望√は完成度が高かった。しかし共通や他√はご都合主義や音楽ネタへの表現力の差が浮き彫りになっていた。 共通、各ルートで温度感が違う。 この点は貴殿も感じておられる"いろいろな人の顔色を窺がっているような"感覚の正体ではないだろうか? ところでゆず作品がキャラゲーという認識は一般的かと思う。 私のゆず作品の認識は、ファンタジー表現を扱いきれず垢抜けないシナリオだが高品質なビジュアルと良くも悪くもブランドの色を逸脱しない安定したクオリティを評価された、謂わば「消極的キャラゲー」という立ち位置だ。前述のまどそふとや近年流行気味のフェチ特化ロープライス作品のような「積極的キャラゲー」とは違う位置にいる。ある程度「キャラ重視」の哲学は持っていたであろうが、決してシリアスを避けていた訳ではない。むしろ毎作のように挑戦し失敗してきた。 その点でファミレスの例えは言いえて妙である。一般的なキャラゲーがガ〇トやデ〇ーズだとすると本作はロイ〇ルホストだろうか。確かに出来はいいが専門店と比べると特筆するものでもなくリピートには及ばない立ち位置がそれらしい。 レビューで比較に挙げた作品はどれも描写の精度、もしくはバランスが優れていた。 本作においてそのポテンシャルを発揮しきれたか?というと要素を十分に扱いきれていないように思う。 等身大の青春と主人公含む実力派メンバーの設定がコンフリクトを起こしている。 音楽表現を主体とするなら令和のクオリティとしては力不足に感じ、キャラクター表現を主体とするには音楽に寄りすぎている。 キャラゲーと評されつつもシリアスを捨てきれなかった歴代作品に通じるものがある。 まさにゆずの悪癖である。 総論 シナリオは平均点、全体的なクオリティは高いしボリュームも多い。しかしバンド物としてみると表現が物足りない。 ヒロインが可愛いのは当然で新しい世界を見せてくれるのか?という期待をしていたが結局いつものゆず。(とはいえ十分良作ではある) 前述した作品たちのような唯一無二の存在感があるわけでもない本作で中央値85は過大評価に思う。 | augustlove | 2025年12月05日 |
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| 最新レス | >「ぶらばん」以来の異能が絡まないストーリー 『のーぶる☆わーくす』以来では? | naritato | 2025年12月01日 |
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75点 アンラベル・トリガー (Archive)
同スタッフの前作よりはだいぶマシ。とはいえ相変わらずトンマナが甘く中途半端な印象。また演出面に疑問あり → 長文感想(4528)(ネタバレ注意)(2) | |||
| 最新レス | 返信のみならずわざわざこちらにまでコメントいただけて感激です。 アニマ問題に関しては本レビューを書いていた時にはうまく言語化できなかった点がmiED703様のご指摘も踏まえてはっきりいたしましたのでここで追記させていただきます。 私はこの作品のプレイ中、また読後感に微妙にもやもやを感じていて、それがなんなのかようやくはっきりしたのですが、差別を扱ったこの作品の構造自体に差別的な部分があり、おそらく作り手側がそのことに無自覚である点なんですよね。 アニマの存在意義について私はレビューの中で「キャラゲーとしてケモミミヒロインが出したかったというのが大きいのでは」と述べましたが、その思想って(月並みな表現ですが)容姿の差異を性的アピールポイントとみなす男尊女卑的、差別的なものなんですよね。ファンタジーものの黒パケで奴隷商人がエルフや獣人には性奴としての需要があるとか言っているのと同質のものです。 私は間違ってもフェミではありませんし、言ってみればエロゲというもの自体がおしなべて男尊女卑的差別的であり、そういった不道徳を限られた人たちでひっそりと楽しむものだと思っています。なのでほかの大半のエロゲにおいてはそういった差別性については気になりませんしむしろ楽しんでいるのですが、本作に関しては作中のテーマとして差別の廃絶を訴えているせいでエロゲというメディア自体が持つ差別性が浮き彫りになってしまっているというか、端的にダブルスタンダードに感じてしまうんですね。 で、これはmiED703様へのコメントでも触れましたが、もっとはっきり噓の世界にすればいいものを現実のディテールを援用していることでそのダブスタ感がより強まり、またそのことに作り手側が無自覚であろうことが伝わってしまうので、本作のテーマを真剣に受け取れない、むしろ人種差別をエンタメにしている不誠実さを感じてしまうのかな、と。 総じて足し算的な作品作りで、なにかを足すことによって自動的に失われうるものがあることに無頓着な感じがしますね。まあ、ここのブランドはそういう体質で今後もそこはあらかじめ理解したうえでプレイする必要があるということかもしれませんね。 初恋*シンドロームはインスコしてますが積んでます。近いうちにやってみようと思います。ありがとうございます! | sakuya.t | 2025年09月28日 |
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75点 アンラベル・トリガー (Archive)
同スタッフの前作よりはだいぶマシ。とはいえ相変わらずトンマナが甘く中途半端な印象。また演出面に疑問あり → 長文感想(4528)(ネタバレ注意)(2) | |||
| 最新レス | 遅ればせながら、レビュー拝見させて頂きました。 > ヒュームヴァンプ間の差別被差別に関しては本編内で執拗に描写されるものの、アニマに関してはそういった描写がほとんどないのは気になった。 これは私も似たこと思いました。ただ着眼点は違っています。 本レビューでは見た目の問題に言及されてましたが、そもそもヴァンプはあらゆる他種族の血を吸ってきており、それが故に他種族全てを見下しているはずです。 とすればヒューム・アニマ間はともかくヴァンプ・アニマ間には軋轢があってしかるべき。言ってしまえばヴァンプとそれ以外で差別被差別関係のはずです。 実際、作中で合衆国と連邦は裏で同盟が結ばれており、帝国は性質上孤高でなくてはならないと滅びました。 そういう点からヒューム・ヴァンプ間のみがとりただされたことに気になりました。 > 悪く言えばどこかで見たシーンのつぎはぎ > トンマナがないという部分である > 作品を構成する要素間のシナジーがとても弱い 私が言語化できていない点でしたが、読んで納得しました。この作品それぞれがちぐはぐでしたね。 逆に同じライターで初恋*シンドロームという作品が恋愛主題でがっつりキャラゲーしてて楽しめました。もし未プレイであれば紹介しておきます。 | miED703 | 2025年09月28日 |
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| 最新レス | >> sakuya.t さま コメント頂きましてありがとうございます。 確かにシリアスな世界観や描写がある一方で、キャラを魅せるためのシーンや展開が多かったです。 ただおっしゃるように悪いところばかりではなく、単体で見れば魅力的な場面とかも多いんですよね。 結局、全体として作品に一貫性がないのが問題なのかもしれません。 | miED703 | 2025年09月28日 |
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| 最新レス | 何故登場人物たちの行動に筋が通っていないかという問いの答えは、そこは重視していないから、ということになるのでしょうね。整合性よりもキャラを可愛く見せることのほうがトンマナとしてのプライオリティが高いように感じます。 私が思うに、もっとぶっとんだ明らかにフィクションとわかるオリジナリティのある世界観であれば、多少キャラの行動原理がおかしくても目をつぶれた気がします。この作品は人種差別という現実にも存在する問題をテーマとし、舞台背景的にも明らかに某国やら某国を風刺しているため、必然作品のリアリティラインが上がった結果投稿者様がご指摘になったような粗がより明確に浮かび上がる形になっているように感じます。作り手が現実のディテールをフィクションに持ち込むのならば、読み手も現実の価値観に即したツッコミを入れたくなるのは当然だと思います。 問題なのは作り手側があまりそのことに意識的でなさそうなことですね。現実っぽい要素を入れれば作品のリアリティが上がるだろうみたいな安易な考えだけがあって、読者の見る目が厳しくなることを想定していない。 こういってよければ感性がゼロ年代的なんですね。人の生き死にとか政治や戦争とかをエロゲのようなメディアでカジュアルに扱うことに読者が抵抗感を覚えていなかった時代のまま感覚が止まっているといいますか。この座組の前作でもヒロインの病死を描いてますし。読者のリテラシーが変化しているということに無頓着な気がしています。 さておき、レビューのほう大変参考になりました。まあ悪いところばかりの作品でもないんですよね。投稿者様の75点という点数もそのあたり考慮した点数だと思料します。私もこの作品割と長文で感想書いておりますのでお時間があったら目を通していただけると喜びます。 | sakuya.t | 2025年09月14日 |
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59点 サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む- (枕)
詩が好きすぎるからこそ、刻が好きになれない。期待値を上げすぎたとかではなく、絶対に刻を好きになれない詩のハマり方をしていた。 → 長文感想(1031)(ネタバレ注意)(1) | |||
| 最新レス | わざわざレスまでしてくださる程には不快に思われたようで申し訳ないです。 僕としては結構真面目に購入者の参考になればと思って書いたのですけど、キモすぎるようなので訂正しておきますね。 キモすぎて大変申し訳ありませんでした。 | ranaghr8 | 2025年09月12日 |
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82点 Summer Pockets(非18禁) (Key)
眩しさだけは忘れなかった、で片付けるには若干消化不良感 → 長文感想(3762)(ネタバレ注意)(1) 総プレイ時間 : 40h / 面白くなってきた時間 : 2h
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| 最新レス | 普通にリフレクションブルーをやるべき | kkk060 | 2025年09月11日 |
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| 最新レス | レビュー楽しく拝見いたしました。 キャラクターが戦闘時等にかなり直截に自身の思想を言葉にして雄弁に語るなあとは私も感じていました。とりわけ善悪相殺の意味と景明が戦い続けなければいけない理由については本当にしつこいくらい繰り返されましたね。そのほかにも村正にはいろんなキャラのいろんなイデオロギーが提示されますが、それらについていわゆる「読者の想像に委ねる」部分を極限まで減らしたいという意図を私は感じました。 どちらかというとライターが既に出している結論をいかに誤解なく過不足なく全てのユーザーに伝えるか、という方向性の努力があった気がします。だからキャラクターはしつこいくらい自分の心情を実際に口に出す。こういってよければ意外と説教臭い部分もある作品だと思います。 ただ、それは受け取り手の問題もあるというか、私や投稿者様含めてある程度フィクションを嗜むとどうしても作品を構造的に解体してしまうというか、「人が作ったもの」であることを念頭に受け取ってしまうので、書き手の思惑みたいなメタ的なものを嗅ぎ取ってしまうのだと思います。とはいえもっと作者の主張丸出しの生臭い作品がある中でかなり上手に隠蔽しているほうではあるので、それはもうこちらが吞み込むしかない問題なのかな、と。 私も基本村正絶賛派ではあるのですが、やっぱりそこ気になっちゃうよねぇと勝手に共感を覚えてコメントしてしまいました。 あと、獅子吼いいですよね。食堂で景明に協力を持ち掛けてフラれるシーンがすごく好きです。もうこいつがどんなに悪どいことをしても心の底からは憎めないんだろうなと思いました。村正にはメインの悪役全員にそういうシーンや台詞が用意されていて、そういうのを天然でやるライターはいますがこの場合間違いなく計算ずくでやっているのが分かるので、その客観性がすごいなと。 では、突然のコメント失礼しました。 | sakuya.t | 2025年07月16日 |
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100点 さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation- (FAVORITE)
……”後悔”だ。私の心はたくさんの”後悔で溢れてる”。なぜ、選択肢を一つ残らず試せば、全てのヒロインのルートに入れるなどと気軽に考えてしまったのだろうか。いや、もはやそんなことを意識さえもせずにゲームを遊んでしまったことが間違いだったのかもしれない。パッチも充てた。CGも、集めた。Hシーンも、BGMも、全部、ぜんぶ回収した。それなのに……。私は、私を許すことができないでいる。この”夢”を叶えるための”魔法”も、”代償”も、これっぽっちも思い描くことができない、そんな、想像力に乏しい私を。……だから、攻略したいヒロインのルートに入ることも叶わない”さみしい”ばかりの私は、今日も、電波飛び交う電子の海に浮かぶ仮想空間のようなこのネットという”夜の国”を、冬月十夜のルートを求めて彷徨うのだろう。 → 長文感想(82778)(ネタバレ注意)(2) 総プレイ時間 : 98h / 面白くなってきた時間 : 5h
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| 最新レス | この感想文を書き終わったとき、これまで感想文を書いてきてよかったな、と自己満足・陶酔的なことを少し思ったんですよね。最初は800文字書くので精一杯だったのが、ひたすら長くなり、ゲームをクリアするたび試行錯誤を繰り返してきた結果、初めと比べ、作品からもらったものを少しは書き残せるようになったかなと。 勿論さくら、もゆ。の奥深さにはまだまだ全然届いていないですし、プレイ中の感情そのものを保存できるわけでは当然ないので、思い返すトリガーを作れたら、ぐらいのものでしかないのですけれど。 だから、レスを読んでとても嬉しかったです。自分の感情について書くことを優先した結果読みやすさを度外視した文章になったのにそれを読んでいただいたことも、作品から自分がもらったものを共有できたんだと感じられたことも。感想文を書いてきてよかったな、と思えました。本当にありがとうございます。 気持ち悪い告白のようになってしまいすみません。 感想書く時間含め2ヶ月半くらいずうっとハマっていたゲームが終わってしまうのは寂しいものですね。 hisui621さんが高く評価している、さくらむすびもとても興味がありまして。さくら、もゆ。が言葉にならないくらいとてもよかっただけに、期待大です。いつか遊びたいと思います。 | latte | 2025年06月28日 |
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100点 さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation- (FAVORITE)
……”後悔”だ。私の心はたくさんの”後悔で溢れてる”。なぜ、選択肢を一つ残らず試せば、全てのヒロインのルートに入れるなどと気軽に考えてしまったのだろうか。いや、もはやそんなことを意識さえもせずにゲームを遊んでしまったことが間違いだったのかもしれない。パッチも充てた。CGも、集めた。Hシーンも、BGMも、全部、ぜんぶ回収した。それなのに……。私は、私を許すことができないでいる。この”夢”を叶えるための”魔法”も、”代償”も、これっぽっちも思い描くことができない、そんな、想像力に乏しい私を。……だから、攻略したいヒロインのルートに入ることも叶わない”さみしい”ばかりの私は、今日も、電波飛び交う電子の海に浮かぶ仮想空間のようなこのネットという”夜の国”を、冬月十夜のルートを求めて彷徨うのだろう。 → 長文感想(82778)(ネタバレ注意)(2) 総プレイ時間 : 98h / 面白くなってきた時間 : 5h
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| 最新レス | 「さくら、もゆ。」を手に取ってくれてありがとう。 出逢ってくれて、生まれてきてくれてありがとう。 そんな気持ちでいっぱいです。 音楽、テキスト、グラフィック、ボイスなどなど、多角的に読み取って細かく丁寧に言語化されており、latteさんの感情が強く伝わってきました。 私もこの作品に触れて得たくそデカ感情の言語化を何度も試みてきましたがどうしても上手くいかず、言語化が下手なんだししょうがないと、自分で言葉にするのを諦めていた部分がたくさんありました。 しかしこの感想ではどの点においても解像度高く的確に表現されており、「あ、そう!そう!!‥‥‥うんうんうんうん、ですよね!‥‥‥まさに!そう!うん!」と何度も頷いてしまうほどに共感できるものとなっていて、なんだか嬉しい気持ちになりました。 こうやって言語化すればいいのかと勉強にもなったので、これから何度も読み返したいなと思います。 物語・作品の価値は、言語化されることで高まる(理解される)という側面があるので、そういう意味でも大きく貢献するような素晴らしい感想でした。 8万字もの文量でさえそのすべてを語り切れない、そもそも言葉に起こすのが非常に難しい「さくら、もゆ。」と長い時間正面から向き合ってくださったlatteさんには感謝しかありません。ありがとうございました。 | hisui621 | 2025年06月27日 |
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85点 何処へ行くの、あの日 (MOONSTONE)
考察すればするほど絵麻さんの想いの深さにハマっていく。備忘録として残す考察と感想です。みなさんはあの最後の終わり方を肯定できますか?否定派ですか? → 長文感想(12341)(ネタバレ注意)(2) | |||
| 最新レス | 感想を読んでいただいたうえに、レスまでいただいてとても嬉しいです。 ありがとうございます。 私自身は、絵麻さんの想いをどちらも汲み取りたい(悪く言えば捨てきれない)からこその肯定派でありますが、きっとどちらの意見もあるのだろうなと思います。 それほど私にとって、想いの深さにハマってしまう作品でした。 備忘録の感想でありますが、読んでいただいた上にこういった感想までいただいたのが本当に嬉しいです。 重ねての言葉になりますが、読んでいただいてありがとうございました。 | merunonia | 2025年04月13日 |
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83点 もののあはれは彩の頃。 (QUINCE SOFT)
セールになっていたら間違いなく買うべき作品 → 長文感想(144)(ネタバレ注意)(1) 総プレイ時間 : 15h / 面白くなってきた時間 : 15h
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| 最新レス | 元々はミドルプライスではなくフルプライスです。 現時点でFANZAのダウンロード通常価格は4,180円になっていますが、2017年に10,780円で発売されたのが原作です。 2020年に定価4,180円の普及版が発売され、その際にダウンロード版の価格も引き下げられた経緯があります。 | naritato | 2025年04月10日 |
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85点 何処へ行くの、あの日 (MOONSTONE)
考察すればするほど絵麻さんの想いの深さにハマっていく。備忘録として残す考察と感想です。みなさんはあの最後の終わり方を肯定できますか?否定派ですか? → 長文感想(12341)(ネタバレ注意)(2) | |||
| 最新レス | どちらかと言えばTRUEend否定派だったのですが、このレビューを読んだら肯定派になりそうです | niya2 | 2025年04月01日 |
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100点 幻想少女大戦コンプリートボックス(非18禁) (さんぼん堂(同人))
二次創作同人ゲームの到達点であり、超大作SRPG。原作を知らなくてもまったく問題なく100%楽しめる、魂の作品。私は原作を殆ど知らない状態でプレイしたが、自分の人生に大きな影響を及ぼすほどのマイベストゲームになった。この作品を今まで知らなかった人は、是非プレイして欲しい。 → 長文感想(224)(2) 総プレイ時間 : 150h / 面白くなってきた時間 : 1h
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| 最新レス | ありがとうございます! 掛け値なしに凄まじいゲームなので、楽しんで頂けたらいちファンとして嬉しく思います。 本当に……本当にありがとうございました!! | guiltyjake | 2025年02月23日 |
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94点 終わる世界とバースデイ (コットンソフト)
このゲームの発売日が2012年でこのシナリオを作れるのは凄いと思う。 → 長文感想(1103)(ネタバレ注意)(2) 総プレイ時間 : 40h / 面白くなってきた時間 : 5h
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| 最新レス | 感想に返信出来るの今初めて知ったので、返信遅れて申し訳ない。 言われてみればそうかもしれないって思いました。アニメとかゲームでもこういう感じのシナリオあるとは思うのですけど、ゲームとしてやったのは初めてだったので10年も前なのにこんなシナリオ書けるの凄いなーって思いました。 自分はこの業界に入って1年ぐらいなので、昔にそういう歴史があるのは知らなかったです。素人感想で申し訳ない。 | Kutori3344 | 2025年02月18日 |
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| 最新レス | ご指摘、ありがとうございます。 今までに何度か読み返したはずなのに、気付かないなんて お恥ずかしいです。 | Lumis.Eterne | 2025年02月16日 |
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| 最新レス | 「九十九電気」ではなく「九十九電機」では 『人魚の涙』『美しき獲物たち PART IV』感想でも同じ誤変換になってます。 | naritato | 2025年02月06日 |
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100点 幻想少女大戦コンプリートボックス(非18禁) (さんぼん堂(同人))
二次創作同人ゲームの到達点であり、超大作SRPG。原作を知らなくてもまったく問題なく100%楽しめる、魂の作品。私は原作を殆ど知らない状態でプレイしたが、自分の人生に大きな影響を及ぼすほどのマイベストゲームになった。この作品を今まで知らなかった人は、是非プレイして欲しい。 → 長文感想(224)(2) 総プレイ時間 : 150h / 面白くなってきた時間 : 1h
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| 最新レス | 元々東方ファンで気になってはいたのですが、guiltyjakeさんのnoteで購入を決意しました。 長文感想を書く欄での「ネタバレ?」のチェックボックスを外した方がより多くの人の目につくかと思います。 | ranaghr8 | 2025年01月29日 |
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94点 終わる世界とバースデイ (コットンソフト)
このゲームの発売日が2012年でこのシナリオを作れるのは凄いと思う。 → 長文感想(1103)(ネタバレ注意)(2) 総プレイ時間 : 40h / 面白くなってきた時間 : 5h
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| 最新レス | コメント失礼します。このゲーム、自分も好きでした。特に誕生日の仕掛けはリアタイ勢からも好評(適当に入力して泣きを見た人も多くいたとか)で、アイデアの勝利だと思います。 しかしながら主様の感想にある「このシナリオを2012年の段階で~」という部分には疑問を覚えました。というのもこの作品、当時の作品スレでは上記の誕生日の仕掛けやキャラクターの魅力、ビターながらも納得感のあるED、全体の構成等はおおむね好評だったものの、「シナリオ自体は古臭いよね」といった意見が大半だったからです。2005年くらいに発売してたら神ゲーだったかもね、といった雰囲気でした。2000年代のいわゆるセカイ系と呼ばれる作品が乱発されていた時期に類似したテーマを扱った作品は枚挙にいとまがないほど生産されていたので、SF的な目新しさをもってこの作品を評価する空気は当時ほとんどなかったように思います。むしろ当時でさえ手垢のついていたテーマを今さら真正面から扱ったことのノスタルジーや、もう絞りつくしたと思われていたテーマからそれなりに面白いシナリオを産み出したことが功績である、という評価だったように感じます。 感想は人それぞれなので主様が感じたことが正解で全く問題はないのですが、感想に基づく前提の段階で疑問を感じたので指摘させていただきました。例えばメタルギアの2や4のような作品であれば「未来を予見した」や「時代を先取りした」という感想が正しいと思うのですが、この終バは80年代あたりのSF小説ですでに扱われていた題材をエロゲに上手く落とし込んだ、いわば「過去の再生産」をした作品なので、それに対して新しいものとして評価するのは採点軸が異なるのではないかと思ったのです。 ご不快にさせてしまったら申し訳ありません。批判の意図はなく、参考程度に流し読んでいただければ幸いです。 | sakuya.t | 2024年12月27日 |
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75点 D.C.5 Plus Happiness ~ダ・カーポ5~プラスハピネス (CIRCUS)
4よりは確実にクオリティが高かったと思うが、魔法関連のあーだこーだがあまり面白くないので最終的な満足感は4とあんまり変わらなかった気もする → 長文感想(687)(ネタバレ注意)(1) | |||
| 最新レス | 加隈ボイスに近い声を選んでほしかった派だけどやっぱ難しかったか 余談だけど早◯沙◯さんに近い声のエロゲ声優はいたのでDC6があるなら勝手に期待したい | kananen | 2024年10月08日 |
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59点 The Hex(非18禁) (Daniel Mullins Games(同人))
試みとしては面白いんだけど、あまりにも楽しくないのが玉に瑕。 → 長文感想(981)(ネタバレ注意)(2) 総プレイ時間 : 6h / 面白くなってきた時間 : 5h
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| 最新レス | 評価に断絶がある印象を持っていましたが、そういう事情だったんですね。少しすっきりしました。ありがとうございます。 | candle | 2024年10月04日 |
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59点 The Hex(非18禁) (Daniel Mullins Games(同人))
試みとしては面白いんだけど、あまりにも楽しくないのが玉に瑕。 → 長文感想(981)(ネタバレ注意)(2) 総プレイ時間 : 6h / 面白くなってきた時間 : 5h
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| 最新レス | このゲーム実はdaniel mullinsのゲームの中で一番メタフィクションしてるゲームではあるんですけど、普通にプレイしてるだけだとまず干渉できないレベルのメタなのでそう思われてもしょうがないかなと思いました。Inscryptionの方も音声解析したり現実世界のフロッピーディスクを探すARGとかありましたがこちらも実は結構ゲーム内に隠し要素が多いです。 一応英語版リリース時に購入して実際のARGの発見から終着まで追っていた者の一人としては、ゲーム内に隠されてるいくつもの隠しテキスト、そこから特殊コマンドからの暗号解読、そこからさらに一周して別のsteamゲームまでつながる壮大なARGが隠されているということだけはお伝えしておきます。 | bdtetra | 2024年10月04日 |
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85点 ANGEL BULLET (Liar-soft(ビジネスパートナー))
2人の人間が愛し合えばハッピーエンドはありえない……? そんな事、誰が決めたんだ? → 長文感想(3315)(ネタバレ注意)(1) | |||
| 最新レス | ※『ANGEL BULLET』のネタバレが過分に含まれる為、まだプレイされていない方はページを閉じるか、戻る事を推奨します。ネタバレOKなら……どうぞこのままお読み下さい。 『ANGEL BULLET』発売日から今日で20周年と言う事で、本当におめでとうございます。 2004年10月1日に世に放たれたんですか、この傑作は。僕の人生もこの頃が全盛期だったので、何だか不思議なシンクロニシティを感じ、一層感慨深いです。 とは言っても「20年も経ってしまったら、新情報や新展開なんてあまり叶うべくもないよなあ……」と。僕の人生と同じような変貌に因る悲嘆を痛感する今日この頃でもあります。 この『ANGEL BULLET』と言う作品は、桜井光氏が後年出したスチームパンクシリーズと世界観が統一されている面もある為、出来ればあれらの名作リメイクのように。また『行殺☆新選組』や『サフィズムの舷窓』のように。フルボイス。せめてヒロインだけでもバージョンを大変切望していたのですが、ここまで時間が経つと最早無理そう。ふれっしゅの欠片もない。『屋上の百合霊さん』でも足掛け6年でしたからね。3倍以上の経過は楽しみにしていた事も諦めざるを得ない。そう肌身に実感してしまう程の長い時間で。今では『SEVEN-BRIDGE』の完全版が出るのと同じ位に不可能な願望だなあと思ってしまいます。僕も大人になりましたね。実に嫌な大人です。 さて、20周年を迎えた今日。プレイしたのはエロゲーマーを名乗るにも初心過ぎる頃。批評にもその痕跡が存分に残っておりますが、初読当時の事は今でも鮮明に覚えております。 そして改めて振り返ると、桜井光氏の小ネタが光ると同時に全てが繋がっている物語だったんだなあと。思わず感嘆の念が湧き出てしまう作品だと言わざるを得ません。 ウェアウルフが叫んでいた「地獄の沙汰も金次第」は、富裕層や権力者が天国に至るのが難しいと説くキリスト者には通用しない。 「『ひ』と『し』の区別がつかない」でフランス人が例に挙げられるのは、フランス語は文頭の「H」を読まないのが掟だから。 クラウスがイギリスを放浪していた頃に出会ったシャーロック君は後に『漆黒のシャルノス』で似たような人物として登場。 イカボッド・クレーンとカトリーナ・クレーンのコンビの元ネタは『スリーピー・ホロウ』 科学万能至上主義者の主人公イカボッドと、ヒロインのカトリーナ。アーヴィングは作者のワシントン・アーヴィングから戴いたモノで、ティム・バートン監督も映画版を作りましたし、テレビ版はイカボッドの妻で魔女のカトリーナ・クレーンが出てきます(断じて娘ではない) とまあ、このように序盤だけでも引用されているネタが盛り沢山の内容となっているんですが……本作が素晴らしいのは知識量の深さも然る事ながら、その小手先のみに囚われない根幹たる物語の軸がしっかりしていた所にあると、僕は当時から強く思っているのです。 ----------------------------------------- 「神様の声が聞こえなくなったあの日、僕の男性機能も失われてしまったのです。それから僕は、この大陸中を放浪しました。男性機能を回復させるため、そして再び神の声を聞くために――」 『ANGEL BULLET』クラウス・スタージェス ----------------------------------------- 序盤で語られていた事の真相が『CLOWN』以降の後半にて徐々に明かされていく様子。それはクラウス・スタージェスと言う異端なる主人公の人生の一端を痛切に描き出しておりました。 彼のその生き方はセーラ・ウィンタースとジェシカ・エリザベス、2人の女性によって紡がれた証となっていたのはプレイ済みの方々へ態々懇切丁寧説明するまでもない事でしょう。 ----------------------------------------- 「世界じゅうの子供たちはみんな、愛情を込めてぎゅっと抱きしめられるために、この地上に生まれてきたのよ。あと、優しく優しく頭を撫でられるためにも」 『ANGEL BULLET』セーラ・ウィンタース ----------------------------------------- 「世界じゅうの子供たちはみんな、ぎゅうっと抱き締められるために、この世に生まれてきたのよ。嘘じゃないんだから。本当よ? 白人も黒人もそうよ。インディアンもそう。それに――あなたもね、クラウス」 『ANGEL BULLET』ジェシカ・エリザベス ----------------------------------------- 「そんなにしょげないでよ。別に甲斐性がないとか言ってるわけじゃないんだから」 (言ってるじゃないですか……) 「それに――、それにね。ホントをいうとわたし、感謝してるんだ。神様に。神様はどこかで見ていてくれるもの」 『ANGEL BULLET』セーラ・ウィンタース、クラウス・スタージェス ----------------------------------------- 「無理に背伸びしなくたって、世界はあなたから逃げたりしないわ。子供は子供なりにね。ゆっくり歩けばいいんだから」 額にキスをして、彼女は囁く。 「神様だって、待ってくれるわよ」 『ANGEL BULLET』ジェシカ・エリザベス ----------------------------------------- 外見から性格、思想に至るまで矢鱈と似ている箇所が多い事に気付きながら。ジェシカがセーラの成長した姿に似ているのは基より、立ち絵のポーズも本当に同じなんですね(其処、使い回しとか言わない!) セーラは25年前、1864年の「サンド・クリークの虐殺」で亡くなり。幼少期に村を追われたクラウスが10年放浪した中でジェシカと出会い、そして生き別れ。更に5年放浪してセーラ(死人)と出会えた。その5年でセーラの父、ジョージは行方不明になり。西部は魔人が蘇り妖怪も跋扈する魑魅魍魎の世界となりました。 これらの期間に起きた出来事を対比して考えてみると、他人の空似としては無理があるセーラとジェシカの関係について、推測の解答が導き出せます。そう、彼女等の相関関係は詳しく言及されていませんが、明確に裏設定として存在する、知られざる部分があると考えているんです。 『せめてこの子だけは、助けて』 『ママ』 『お願いですから』 グレートチーフけーこの回想から見るセーラとその母、アリシア・ウィンタース。前後の文章を読んだ限り、セーラは独り立ちによる抵抗も出来ない10歳前後ではないかと推測されます。 「サンド・クリークの虐殺」の後、夫であり父であったジョージはアリシアとセーラの両方を死人として甦らせようとしたでしょう。しかし、前者は人間としての造型を保てず失敗した。その時点でジョージは明確に狂い、アリシアの人体練成が何故失敗したのかについて考えるに辺り「魂となる媒介を用いなかったから」と言う結論に至ったのではないかと。 思念形態の具象化。半人間やエレメンタリを形成するにおいて必要不可欠となる媒介をアリシアには使わず組成させた事で、彼女は形状を成さない肉の塊の怪物と成り果ててしまった。 ビリー・ザ・キッド。ジェシー・ジェイムズ。カラミティ・ジェーン。魔人となる彼等は全員「サンド・クリークの虐殺」の後に死んでいる為、エレメンタリの素材を獲得する事は容易だったでしょう。魂のセーラ以前に魔人達で実験を重ねた事により精巧を高めた形となります。 ----------------------------------------- 「お前は……何もわかってないのだよ。お前ひとりを蘇らせるために、私がどれだけの命を犠牲にしてきたのか。世界じゅうの七支族の娘だけではない。娘を守ろうという数々の神霊たちも、大地に住まう多くの人びとの命をもだ」 『ANGEL BULLET』ジョージ・ウィンタース ----------------------------------------- この発言はジョージがセーラを蘇らせる為に数多くの殺人を重ねた人間である事の証言と取れますが、その中にジェシカ・エリザベスの死体もあったと推測出来ます。彼女の身体は全ての関節が折れ曲がりひん曲がって見るも無残な状態と成り果てていましたが、それはジョージの特性である『新約聖書』を利用したサイコキネシス能力によるもの。そして、ジェシカの魂を媒介にしてセーラをこの世へ蘇らせたんです。生まれ変わった存在はセーラであって、しかしセーラではありません。ただ殺された当時が幼少期だった事を考えると、その魂の共鳴に最も近い存在を選出したのかもしれず。詳細はセーラを生まれ変わらせたジョージと、そんな彼を操り支配した神以外には誰も分かりません。 僕は当初、セーラとジェシカは「生まれ変わりに因る魂の同調を示した」と思っていました。セーラが死人として蘇る中でジェシカの魂が乗り移った――しかし、ジェシカが亡くなった後にセーラが生まれて魂が入るというのは無理がありますし、経過した年数に矛盾も生じます。ジョージが間接的にセーラの魂の代用としてジェシカを利用したと考えた方が遥かに理に適っているのです。 と言う事は、セーラの叔母さんもジョージの協力者と言うことになるんですかね?でも「西部には行くな」と言っていましたから、脅され協力せざるを得ない状況にまで追い込まれていたのかもしれません。まあ結局の所、セーラの西部を追い求める心……即ちジョージの精神的干渉が齎した衝動に抗う術はなかったと言う事なのでしょう(おばさん達にセーラは手紙を書いていましたが、もしかしたら2人とも手紙が届く頃には死んでいたのかもしれませんね) さて、この時点だとジョージが全て思い通りに物事を運ばせて、セーラやクラウスは後手後手に回っていると言っても過言ではないでしょう。しかし、此処で大きな誤算が生まれるのです。 ----------------------------------------- 指輪。 白と赤に彩られた指に残された指輪を見て、 「似合う?ふふ、この指輪ね。わたしのお母さんが、若い頃に――」 彼女の言葉がどこかで聞こえた。 『ANGEL BULLET』ジェシカ・エリザベス ----------------------------------------- クラウスの憧れで「大切な人」だったジェシカを喪った結果、彼はそのショックで性的欲求をも失ってしまい、その症状が完治する事は叶いませんでした……ジェシカの魂を受け継いだセーラに会うまでは。 指輪。これはセーラが魔力を込めた弾丸を撃つ際に使用される媒介物。何故セーラと出会った時にのみ魔力が溜まるのかを考えると、それは彼女がジェシカの魂を受け継いでいたからに他ならないんですね。「神様の声」とは即ちジェシカの事を「現代の新大陸にいる聖人の如き存在」と考えていたクラウスの道標。その証を失い、10年放浪する中で彼は「継承の役目を内に秘めた少女」と出会い、彼女の信仰も手にした上で、巨悪と対峙する道標を再度得た訳です。 セーラが使っていたコルトSAAとレマットリボルバーを装備し。 ジェシカが身につけていた母親からの大切な指輪を装着し。 クラウス・スタージェスは怨敵に立ち向かう。 「過去の喪失」を銃に込めて。『過去の喪失』を指輪に秘めて。彼は信仰を得た訳です。 そう考えると『ANGEL BULLET』の「ANGEL」はキリスト教の「天使」を全くなぞっていない事が分かるでしょう。「神の遣い」としてセーラは派遣されたのではなく、聖人となる魂を心の内へ信仰していたクラウスの根底に媒介として蘇った……個人的な信仰が齎した守護天使の事を指す他ありません。 物語の筋に「キリスト教」を内包している『ANGEL BULLET』ですが、本作で扱っている彼の宗教は全てが主人公側ではなく、宿敵側の理屈として機能している次第。「明白なる天命」から始まり、インディアン側を描写する中に批判を挟み、クラウスを主人公とした一連の話は紛れもなく『ヨブ記』のアンチテーゼです。徹底的に「異端」の主人公から通して描かれるからこそ、そんなマジョリティーに対して反逆の銃弾をぶちまける本作は「決して『神』ではない存在を殺す作品」になるのでしょう。 『ANGEL BULLET』とは既存の宗教に委ねる事のない、とても純粋な『信仰の物語』です。 愛を説いた女性陣に対して、愛を貫き通した「覚悟」の寓話。男の決意は神をも超越し、聖なる存在だった彼女等と放つ反逆の銃弾と化す。 改めてプレイしても、思わず心が熱く滾って、暗い夜空を駆け抜けてしまう。そんな心厚き「信仰」が本作にはあり、その「愛」を胸に使命を全うし続けた彼の姿を、改めて多くの人に見て欲しい……万人に薦めたい傑作であると改めて強く思えた僕なのでした。 ----------------------------------------- 「なにしろ、僕の宗派では人は死んでも生まれ変わることになってますしね。現世だけで済むと思ったら大間違いですよ。来世――、つまり生まれ変わった先でも、きっとあなたのことを見つけ出しますから」 (中略) 「だから約束するわ。生まれ変わりがあるんなら、クラウス、あなたのことを絶対見つけ出すって」 『ANGEL BULLET』セーラ・ウィンタース、クラウス・スタージェス ----------------------------------------- | soulfeeler316 | 2024年10月01日 |
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| 最新レス | 自分も今やってるけど点数つけるとしたら同じくらいです。 イライラすることもあるけどなんだかんだで最近はこればっかやってますわ。 どうしようもないクソゲならとっくに投げてますw | 野菜炒め | 2024年09月05日 |
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| 最新レス | >>kananenさま コメント頂きましてありがとうございます。 >エロゲに限らんけど主人公の魅力を軽視した作品は100%駄作 これはご指摘の通りで、メーカーも反論できないでしょう。 他のブランドの作品名を出すのは憚られるので喩えに出しませんが、 本作の凪は、読んでいて同調できるタイプの主人公ではありませんでしたね。 そこが、ストーリーを蔑ろにした最たる問題点かと思います。 これほど地蔵然とした主人公は久しぶりに見ました。主人公の振る舞いによっては、 ヒロイン達の魅力をより一層高めることができたと考えていますので、 私はこの得点を付けています。 | Atora | 2024年08月14日 |
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| 最新レス | エロゲに限らんけど主人公の魅力を軽視した作品は100%駄作よね ヒロインが魅力的なのは当然の話だし | kananen | 2024年08月14日 |
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| 最新レス | >>DeltaRe1さま コメントを頂きましてありがとうございます! 『セレクトオブリージュ』は、『龍が如く7』とは比ぶべくもない成り上がりものと考えます。 ベクトルは異なると思いますが、『セレクトオブリージュ』の主人公には芯がありません。 人としての魅力的な側面をいくつも見せてくれる春日一番とは、雲泥の差があると言っていいでしょう。 星の数ほど生まれてきたエロゲーの主人公の中でも、 布波能凪はまず間違いなく忘れ去られるタイプの主人公です。 もし成り上がりものとしての完成度を期待するのであれば、他の作品をお勧めいたします。 | Atora | 2024年08月10日 |
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| 最新レス | 成り上がりものと聞くと「龍が如く7」を連想しますが、やはり如く7の足元にも及ばない作品なのでしょうかね… | DeltaRe1 | 2024年08月09日 |
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70点 波間の国のファウスト (bitterdrop)
世にも珍しい経済学的なエロゲー。チャプター2までは面白いが、以降の話は冗長すぎる。 この作品の失敗は、一本道で物語を書き切ったことにある。 → 長文感想(548)(ネタバレ注意)(2) | |||
| 最新レス | >>fee様 コメントを頂きましてありがとうございます。 気付かずに1か月もスルーしており、たいへん申し訳ございません。 とくに気にしておりませんので、こうしてお気に留めていただけただけでも幸いです。 私も病歴がございまして、立ち位置や状況は違えど、その労苦は存じております。 Xの方はあまり運用しておらず、設定をしておりませんでした。 これを機に開放いたしましたので、お気付きの際にでもご連絡でもいただければと思います。 よろしくお願いいたします。 | Atora | 2024年08月07日 |
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75点 ピリオド -SWEET DROPS- (Littlewitch)
思っていたよりも全然エッチで満足。社会人エロゲーマーとファンディスクは相性がいいのかもしれない。 → 長文感想(1139)(ネタバレ注意)(1) | |||
| 最新レス | 返信遅くなって申し訳ありません。 エロゲヒロインなんで、断れないとは思ってないです。 Hシーンを楽しむ中で、シチュとして自分の中で楽しんだ。という感じですw | sts02083 | 2024年08月06日 |
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55点 セレクトオブリージュ (まどそふと)
中途半端なシナリオを膨らませる要素がその後の面白さに繋がらず、ストレスにしかなっていない。シナリオゲーとしてもキャラゲーとしても中途半端。 → 長文感想(1352)(ネタバレ注意)(1) | |||
| 最新レス | 既視感があると思っていましたが、よく考えれば冒頭の始まり方から敵キャラの名前までP5ですね。 ジュエハの軌跡シリーズのオマージュ箇所はこの作品の比ではありませんが、それを指摘する声は思ったより少ないので、別の畑からのオマージュは評価されればやったもの勝ちになりやすいんですよね。 | sweets443 | 2024年08月03日 |
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| 最新レス | 続編もシュタゲも手元にあるんでやる予定です~。 プレイ済みの方がそういうならシュタゲだけはボイス消さずにやってみようと思います。 助言感謝なのです(*´ω`*) | 野菜炒め | 2024年08月02日 |
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| 最新レス | のちのちシュタゲもやる予定なら絶対に主人公ボイスは消さないほうがいいです。プレイ済みの人間の総意だと思います。 | sakuya.t | 2024年08月02日 |
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