dovさんの新着体験版コメント

dov

―基本姿勢―
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―採点基準―
 95点より上:私的殿堂入り作品
 85点以上:滅多に出会えない傑作
 81点以上:「良かったなぁ」としみじみ幸せな気持ちに浸れる作品

 重視しているのは、 作者の情熱が感じ取れたこと > 登場人物の心の動きの描写 > その他
 ※感想内で他者のレビューを引用・批評することがあります。もちろん私のレビューを引用・批評して下さって構いません。

―他の方の感想に投票する基準―
・「言い得てる」または「読んで面白い」こと。どちらかに該当すれば自分と評価が大きく異なっていても投票する
・自分がプレイしている/気になっているゲームでHシーンの詳細を書いてくれている感想を見かけたら無条件で投票する

―特にお気に入りの感想―
・kameruさんの「遥かに仰ぎ、麗しの」の感想
 http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=7402&uid=kameru 
・centermanさんの「CLANNAD」の感想
 http://erogamescape.ddo.jp/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=3454&uid=centerman 
・sonataさんの「Crescendo ~永遠だと思っていたあの頃~」の感想
 http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=1602&uid=sonata 
・OYOYOさんの「古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~」の感想
 http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=16641&uid=OYOYO 
・マルセルさんの「らぶでれーしょん!」の感想
 http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=12840&uid=%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AB 
・tokorinさんの「死神の接吻は別離の味」の感想
 http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=12234&uid=tokorin 
・1610さんの「Fate/stay night」の感想
 http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=3254&uid=1610 

連絡用: dovdov1993あっとgmail.com (あっとを@に変えて下さい)
「これはお前気にいるんじゃね?」みたいな意見がございましたら新作・旧作・商業・同人問わずメールなどで教えて下さるとありがたいです。

HP/BLOG :
普段このチャットで会話してます

新着体験版コメント

90アインシュタインより愛を込めて (GLOVETY) (2020-10-30)
「俺は消滅する」と、主人公の結末を体験版ラストで明示してあるのは好印象。恋愛モノで未来のない関係が苦手って人は私自身を含めて結構いると思うのですが、そういう人は体験版段階で逃げられますね。良い配慮です。◆そのうえで体験版についてコメントすると、非常に面白かったです。エロゲでこれだけ笑い倒したのはキサラギGOLD★STAR以来かも。主人公は一般的に見て「イヤなヤツ」だと思うんですが、作品内でこれだけ笑い物にされていると悪印象も起きない。ヒロイン達も全員好きになれました。◆ただ、作品のテーマはどうにも面白く発展しそうな気がしない。天才設定であるはずの有村ロミ(主人公は『秀才』なんでしたっけ?)の言動が全く天才っぽくないのと同様、「サイエンスラブストーリー」であるはずの本作からは全くサイエンスの香りがしてこない。この辺の設定的な薄っぺらさは、体験版のようにコメディをやっているうちは良いのだけれど
多分購入
65鍵を隠したカゴのトリ -Bird in cage hiding the key- (Cabbit) (2020-09-25)
「ミステリー」かつ「館モノ/疑似家族モノ」のように宣伝されている本作は、体験版をプレイする限り「ミステリー」:「館モノ/疑似家族モノ」 = 0.5:9.5くらいの比率になっていた。とても殺人など犯しそうにない勝ち気な少女がなぜ犯行を自供しているのか……という主題については然程触れられることなく、新たな事実や伏線らしきものも殆ど提示されず、緊張感あるスリルやサスペンスに至っては1シーンたりとも存在しない。むしろ館に加わる少女達が抱える生い立ちの重さや心の傷・感情の揺れ動きといった内省的な方向に話はフォーカスしてゆく。◆スリルやサスペンス抜きで「なぜやったのか」を突き詰めてゆくのも確かに「ミステリー」の1ジャンルではあるが、それでも「ミステリーADV」と銘打って現代日本で発売される商業作品としては力足らずに感じる。前作『箱庭ロジック』と比べてすらキャッチーさや引き込み力で劣ると評価せざるを得な
必ず購入
100こころリスタ! (Q-X) (2015-10-30)
体験版やりましたよー。概ね2時間くらいです。プレイ日記みたいな形式で感想を書いてみます。◆早速OP画面を開くと、環境音チックな音楽。(音声などと比較した相対的なバランスとして)音がやや小さい気がするけど、良い曲だな~と数分聞き惚れる。しかしこれは溝口さんの曲なのかな? 不安になったので公式HP( http://www.q-x.jp/qxwp/cocoro-r/download-2/spec/ )に行くも確認取れず。ついでに脚本:茉森 晶 他(神野マサキ)という記述を見て激しく不安になる。神野マサキさんて速筆な人( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E9%87%8E%E6%AD%A3%E6%A8%B9#.E4.BA.BA.E7.89.A9 )という印象なので、「もしかして、茉森さん書き上げきれず他の方に頼ったのでは……」と度々の延期などを思い出し
多分購入
80箱庭ロジック (Cabbit) (2014-10-31)
つかみどころがない、というのが体験版をプレイしての率直な感想。前作『キミへ贈る、ソラの花』のように、「死生観」という、誰にとっても無視できないテーマを扱って心に染みる物語を目指しているわけではなさそう。さりとて、主人公に近しい人間が事件に巻き込まれるような緊迫感を煽る展開も皆無で、B級的な面白さに訴求しているわけでもない。何がやりたいのか正直よくわからない。◆しかし、つまらなかったかというとそうでもなく、霧架や瑚子とイチャイチャデートしながら街や学園の理解を深めていくという、ただそれだけの内容が意外と楽しかった。というのも、派手さはないながらも、「ん」とプレイヤーを思わせるような違和感や引っかかりを作中大量に用意しておき、主人公もちゃんとそれに引っかかりを覚えて違和感を解消しようと努めてくれるので、自分が謎を解いているような感覚に浸れるからだと(少なくとも私というプレイヤーは)思う。名探偵
80フレラバ ~Friend to Lover~ (SMEE) (2013-06-28)
『ラブラブル ~lover able~』よりも『らぶでれーしょん!』に近い感じ。クラスで「恋がしたいぜー!」とか叫んじゃうアホ主人公が持ち前の行動力と強運で女をコマしていくぜ~ってなゲーム。◆体験版はムービーが流れるまでのOP+各ヒロインと「友達」状態であるときのイベントをチョイ見せ+各ヒロインと「恋人」状態であるときのイベントをチョイ見せ+各ヒロインとのエッチシーンをチョイ見せといった構成。◆【陽茉莉】金田一の美雪よろしく、90年代に正統派だったタイプのヒロイン。が、私はリアルでこういう性格の子と物凄く相性が悪いのでエロゲでも好きになれないのであった。まー疎遠だった理由は「あるある」感があったかも。【理奈】何が友達から恋人へだよ! お前らさっさと爆発しちゃえばいいよ! 自称「友達」な半嫁ヒロインに君は耐えられるか!? いや、マジでこの子と主人公は冒頭から仲良すぎだっつーの。あまりの甘さに
様子見
60ガーディアン☆プレイス ~ドエスな妹と3人の嫁~ (SkyFish) (2013-04-26)
「こうして俺は無理矢理島に連れて行かれたのであった」「こうして俺は3日間のうちに3人の嫁候補全員を食べてしまったのであった」といった具合にスキップモードが激しく、エロシーンを除けば20分ほどで終わってしまう内容。明かされるのは大まかな設定と展開のみ。◆その設定と展開も、もうSkyFishは潰れる寸前でヤケクソになってるんじゃないだろーかと心配になるぶっ飛んだ内容。ガーディアンとはつまりポケモンで、モンスターボールに相当するのはパンツ。鳳家当主とその嫁という栄光を勝ち取るために、主人公と選んだ嫁候補はパンツを脱ぎ、タッグでのポケモンバトルトーナメントに勝ち抜くのだ! というのがストーリーの骨子。おそらく対戦相手は選ばなかった嫁候補、そして妹の蒼衣が3人目の対戦相手になるのだろう。◆『メイドさんと大きな剣』に似た作品とも思えるが、少なくとも体験版中では主人公が大物の片鱗を見せていないのが大きな
--キミへ贈る、ソラの花 (Cabbit) (2012-12-21)
幽霊と人間が一緒に学園生活を送るという設定から、幽霊との付き合い方というある種の異文化コミュニケーションをテーマとして描き出している。幽霊という存在に対する偏見・怖れ・戸惑いをしっかりと描き、各キャラの信念の違いを浮き彫りにしながらもフワッと柔らかい説明で包み込み、胸焼けせずに受け容れさせるテキストの妙はもはや職人芸。キャラクターはこれでもかというほどに王道テンプレ推しで非常に可愛い。【まつり】『はつゆきさくら』の桜によく似たキャラ。九十九の奏にもそんなキャラが出てきたので、スタッフはよっぽど『はつゆきさくら』が気に入ったんだろうかと邪推してしまった。いや、こういうキャラは一つの王道ではあるのだけれど(アニメ作品『sola』の茉莉もそんなキャラだった)。SkyFish恒例のニヤリ顔枠は今回彼女が担当。メッチャ可愛い!【泰奈】ぽややんロリきょにゅーはせいぎだとおもいます!【雛菊】ツンデレとリ
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80しろのぴかぴかお星さま (Sweet light) (2013-01-25)
いいね。愛犬を喪ったという悲しみを底に置きつつ、その愛犬が可愛い女の子として生まれ変わるというファンタジーを現実に上手く溶け込ませて幸せな日常を描いている。このままひたすら幸せなお話にしてもいいし、忘れた頃に悲しみが押し寄せて来る切ないお話にしてもイイ感じ。主人公の両親が同居しているというエロゲとしては珍しい設定が日常の優しい感じを深めているのもGOOD。ただ、主人公含め登場人物の感じ方や考え方が高校生というより小学生みたいな感じ。絵柄もそんな感じなのでいっそ設定を小学生にしても良かったと思うが、エロゲでその設定にするのはやはり難しいのかな。主人公の音声が「由紀」ではなくて「その他」扱いになっているのは単なるミスなのか、それとも何かの伏線なのか。
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75俺と5人の嫁さんがラブラブなのは、未来からきた赤ちゃんのおかげに違いない!? (onomatope*) (2012-12-21)
出だしでらき☆すたライクな会話をやってた時は体験版フォルダをゴミ箱に放り込みたい衝動に駆られたが、それ以降はテンポ良く話が進んだ。グタグダ説明せずに話を進めながら設定を理解させていく展開はとても良い(延々設定を説明し出すゲームは案外多い)。赤ちゃん現れた!→みんなで育てようよ! が実にシームレスで、ラノベ感溢れるというかお気楽に楽しむハーレムラブコメという感じ。設定やキャラに深い掘り下げがあるとは思えないが、そういうモノを求めている層は最初から顧客に勘定していないのだろう。惜しむらくはハーレム後の生活が殆ど見られなかったこと。この作品のキモであるはずなので、体験版で省略されると「実はそこをちゃんと作ってないのでは?」という嫌な予感が頭をよぎる。ヒロイン別のED曲が用意されていると予算の制約から尚更。加えてCGの崩れがちらほら。とくに蛍HシーンのCGは酷い。
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90隣りのぷ~さん (たぬきそふと) (2012-12-21)
ロリコンの気持ち悪さって、実はその大部分が我々の拠って立つ社会制度や倫理への挑戦を感じるところにあると思う。例えば、アフリカ西部やメコン地域や中南米といった地域から年間何十万人もの少女が欧米の富豪に人身売買されているわけだけども、そういう最悪のロリコンであっても倫理的に批判するのは結構難しい面がある。彼らは言う「この子達は親に虐待され体中痣だらけ髪は虱だらけ、食べ物は満足に与えられず、過酷な労働を強いられ、夜は納屋で凍えながら過ごし、おそらく大半が成人するまで生きられなかったでしょう。我々はこの子達に十分な食事を与え、綺麗な服を着せ、ふかふかのベッドで休ませ、労働と言えば薬を飲ませてちょっと気持ち良くなって貰うだけです。どちらの方がこの子達にとって幸せでしょうか?」。もちろん、彼らの言い分を全面的に信用はできないし、それがいわばヤクザの論法であることは論をまたない。しかし、彼らの言っている
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90ないしょのないしょ! (Iris) (2012-11-30)
正直絵を見てドン引きだったんですが、プレイしてみると粗製濫造ではない、幼い少女に対する深い愛を感じる作品でした。■まず、意外にも(?)主人公が理想的な保護者です。どんな時でも常に双子姉妹にアンテナを伸ばしており、二人のことを第一に考えている。ちょっとした感情の動きも見逃さずに尽くす様はまさに「おにいちゃん」の鑑です。そんな主人公と一緒に暮らす双子姉妹も、これまた本当によい子達。姉の葉月ちゃんは自分の立場をよく弁えており相手の言動の細かい機微まで理解できる非常に聡い子で、その精神年齢は中○生程度と言っても差し支えない程です。妹の恋ちゃんは天真爛漫で見た目通りの精神年齢ですが、素直で言うことはちゃんと聞くので子供の面倒くささとは無縁の子です。その3人が同居するのですから、これが本当に穏やかで優しいお話なんですね。何かを教えてあげる→二人が素直に従ってくれる 何かをしてあげる→二人が素直に喜んで
--好きで好きでたまらない (ALL-TiME) (2012-12-14)
ぎにゃー! これは辛い。……途中で断念しましたがプレイしたところまで。■義妹の真白ちゃん&美羽ちゃんが主人公とファーストキスをしたのは小学校に上がるか上がらないかという頃。好奇心から主人公とべろちゅーした二人はすっかりカイカンを覚えてしまいました。さて、二人&主人公が一緒の高○に通っている今、朝から添い寝なんてのは当然でそこから代わる代わるべろちゅー、やっとのことで主人公が居間に下りると父親がフル勃起しながら母親とべろちゅー、主人公に真白ちゃんが漬物を口移し美羽ちゃんがご飯を口移ししても父親は「どっちと結婚するんだ」などとまるで動じません。当然味なんてわかるはずもなく、唾液の味しかしない朝食に妹達は「朝は匂いが濃いからいいね」。学校に登校しても周りの目をはばかることなく妹達とべろちゅー。周りの生徒達は羨ましいなどと言ってますがそれ以前の問題のような気がします。……ていうか個人的にご飯とエッ
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50その花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち (ゆりんゆりん) (2012-11-30)
一切の興味を断ち切ってくれる素晴らしい体験版だった。絵は可愛いし作者が表現したい世界も分からんではないが(学校に秘密の展望ティールームがあるなんて素敵だよね!)、如何せん表現の仕方が稚拙すぎる。文章は素人並、システムは不親切(特に4:3でしかフルスクリーンにできないのは致命的)、シーンぶつ切りの積み重ねでしかないプロットと褒めどころを見つけるのが難しいレベル。これ、このまま発売したら批評空間で60点台確定じゃないか? 他に問題があったら更に下がるだろうけど。
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75向日葵の教会と長い夏休み () (2013-03-29)
間違いなくJ・さいろー氏のゲームだった。私は藤倉絢一氏や紺野アスタ氏について語れるほど詳しくはないので、彼らの色がどれだけ出ているかは知らない。だが、少なくともJ・さいろー氏のイズムがこのゲームにクッキリと刻印されていることは断言できる。■彼のイズムについて少し書きたい。彼が描く作品は必ず「理性・大人」なるものと「感情・子供」なるものとの葛藤があり、両者の融和が物語の終着地である。それは主人公とヒロインとの関係においては、「理性・大人」なる主人公が「感情・子供」なるヒロインの些細な問題を解決して尊敬を得たり、ヒロインの子供っぽい振る舞い(性的なものも含む)を上から目線で解剖するように舐めるように眺めて薄暗い大人の悦びを得たり、時に主人公の「理性」とヒロインの「感情」との対立があったりして、物語全体としてはヒロインを「少し大人にしてあげる」楽しみとして描かれる。であるから、J・さいろー氏が描
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50LOVESICK PUPPIES -僕らは恋するために生まれてきた- (COSMIC CUTE) (2013-03-22)
小学校時代に「詩を書いてみましょう」「お話を作りましょう」って授業を経験したことのある人は少なくないと思うのだけれど、その発表会において、大抵クラスか学年に1人くらい「上手い」子がいる。ワビサビだのブンガクだのよく解らない俺達凡夫でさえ「あ、こいつうめーわ」と思ってしまうような子だ。それとは別に、クラスに2~3人くらいの割合で「面白い」子がいる。上手くはないかもしれないけれど、なんか周りの目を惹き付けてクラスを盛り上げてくれるような子だ。さて、「上手い」子は将来文芸家にでもなれば良いが、大体クラスに2~3人、つまり10人に1人くらいの「面白い」ヤツが「エロ芸」には求められていると思う。私が最近「これはスベったかもしれないぞ」と書いた『プリズム◇リコレクション!』も「面白い」ヤツが書いた作品ではあると思う。しかし、残念ながら『LOVESICK PUPPIES』はそういう感じではなかった。この
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70プリズム◇リコレクション! (Clochette) (2013-02-22)
「二次元キャバ嬢とイチャイチャしつつ近未来的な街を好きになってね」という感じのゲーム。今作のヒロインは出会った初日から猥談に乗る下着も見せる、根掘り葉掘り主人公のプライバシーを引っ張り出しては一々それらを褒め称える、主人公が喜ぶような話題を提供できるよう一生懸命心を砕くなどキャバ嬢が上客に相対する様そのもの。このメーカーの過去作でもそういう感があったが今作は更に強烈になっている。ここまであざといと私なんかはヒロイン達に裏を感じてしまいどうにも居心地の悪さを覚えるのだが(『ウィザーズクライマー』みたいに主人公がヒロイン達に必要とされる理由が示されるなら安心できるのだが、このゲームは理由がないので安心できない)、このキャラ造形が広くプレイヤー達に受け容れられるのか否かは気になるところ。エロゲヒロインってもう少し純朴さが求められているように思うのだけれど。ちなみにこう書いてはいるが、私自身は何だ
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90九十九の奏 ~欠け月の夜想曲~ (SkyFish) (2012-09-28)
「NAO2」→「キス恋」の流れに位置づけられそうな作品であるため期待度はかなり高い。ここのライターの持ち味は複雑かつ怒濤の息も吐かせぬ展開を魅せながら最後はキッチリとしかも簡潔に物語の設定を説明しきってくれる業界最高峰の文章力。しかもヒロインは可愛い、とってもエロい、主人公と存分にイチャイチャする、とエロゲーとして一つの完成形を体現している。本体験版もその例に漏れずエロくて謎が謎を呼ぶ展開が非常にスリリング。体験版時点で話が見えなくても最後にきちんと納得させる力を持ったスタッフだし、女の子はとびきり可愛い伏姫を筆頭に美園を彷彿する鳴や恋する最強乙女☆愛那などどの子も(玉梓さえもが)魅力的だしで傑作となる予感。本作も90点台の遡上に乗せるか否か非常に悩むデキとなりそう。ただ、現時点で誤字が相当多いのと立ち絵の種類が異様に少ないのとが不安材料。どこまで欠点を埋めきれるか。
様子見
50紅蓮華 (Escu:de) (2012-06-29)
うーん? 単純に面白くない。くおんしかキャラが立っておらず、そのくおんですら体験版時点では主人公との心的接点が希薄で魅力があるとは言い難い。人間でない異質の存在であることを強調したかったのはわかるが、一応エロゲヒロインなんだしそれでも文明の利器に興味津々になるなどキャラを気に入る取っかかりはあって良かったのではないか。ストーリーについては、序盤から次々と謎が出てくるものの単にポンと提示されるだけなので謎自体に魅力がなく、ヒロインとの交流は彼女たちの魅力を引き出せておらず、極めつけはバトル描写がクドクドしいばかりで全く面白みがない。どのシーンを取っても事実の提示以上の意味が感じられず電話帳でも読んでいるような気分だった。体験版は3~4時間程度の分量だが、これだけやって引き込まれなかった作品が製品版で突如血湧き肉躍るようになるとは考えがたい。体験版で殆ど登場しなかったアリーセは面白そうなキャラ
多分購入
85フツウノファンタジー (EX-ONE) (2012-06-29)
【旧体験版をプレイ】DQFFのお約束を詰め込んだパロディモノというありふれたテーマだが、完成度が意外なほどに高いので驚いた。4人のヒロインたちは(カレンがちょっとキャラ弱いかな、という気はするが)どの子も魅力的でしっかり個性を発揮しており、主人公との絆も感じられ、珍道中がやけに楽しい。特にリブラやクリス、ヒスイは「何かある」感じを漂わせているので、個別で暗くならない程度に彼女たちを掘り下げられれば、明るく楽しく内容もしっかりした素晴らしいシナリオが拝めるかもしれない。期待大。ところでHシーンの曲がロマサガ3のポドールイに聞こえないか?
多分購入
80DRACU-RIOT! (ゆずソフト) (2012-03-30)
Hシーンのテキストを見る限り、天宮リツ氏担当が美羽、姫ノ木あく氏担当が莉音、さいろー氏担当が梓・エリナだろう。さいろー氏が担当する2人のうちどちらかは彼が他のライターと合同でシナリオを書いている可能性がある。可能性は高くはないだろうが冒頭の女誘拐犯は莉音の親族かもしれない。姫ノ木氏は母娘の確執を描くのが大好きだから。……と、予想するけど話半分に聞いて下さいネ。不安点はバトルをまともに描けるライターがいないのでバトル重視になって欲しくない点、天宮氏はキャラが可愛いけどシナリオの質においては他の2人に劣る点、姫ノ木氏は客員のライターを務める場合に独自の不幸設定(そのシナリオでだけ起こる事故とか)を付け加える癖がある点、さいろー氏はヒロイン同士の掛け合いを苦手とする(寮設定の作品でもなんかヒロイン同士の距離を感じてしまう)点かな。お互いの弱点を埋め合えると良いが。
様子見
55ぜったい猟域☆セックス・ロワイアル!! ~無人島犯し合いバトル~ (softhouse-seal GRANDEE) (2012-03-23)
「ぜったい遵守~」よりもギャグもエロも頑張っている。順当に完成度を高めようとしている感じ。……が、ゲームシステムに物凄い不安アリ。いわゆる「乳首をつまむ」「バイブを使う」といった選択式エロにヒロインと主人公のHP概念を加えたものだが、ハッキリ言って面白くない。しかも必殺技を行使する条件としてヒロインの台詞をよく聞き、感じるポイントを突く必要がある。もし後半難易度が上がって必殺技が勝利に必須になるとしたら、ヒロインの全台詞を聞かなければナラナインデスカ?
様子見
65水の都の洋菓子店 (すたじおちゃお) (2012-03-23)
絵も音楽もいいし雰囲気も良好なんだけど、全体的に無難な作りでハッと惹き付けるような取っ掛かりに欠ける。ヒロインたちはよくある萌えキャラとはちょっと違い、精神年齢高め。それはいいのだが、そんなヒロインたち(特に末果)が最初から上司である主人公と仲良しこよしになってしまっていて、関係を深めていく過程が体験版時点では一切描かれなかったのは不安。ライターにそれを描く力量がなくて、恋愛に至る過程がなおざりにされそうだからだ。単なる雰囲気ゲーに堕してしまわないことを切に祈る。ところで麻里の腹パンだけはどうにかできなかったのか。主人公のリアクションを見るにかなり本気で叩いているようで、シャレになってない。
様子見
60同棲ラブラブル (SMEE) (2012-01-27)
前作をプレイした時の幸せな気分が蘇ってきて素晴らしい体験版だと思う。……しかし、どーしても、どーしても! さつきの声優さん変更が受け容れられなかった。北斗さんは個人的に好きな声優さんだし誰が悪いという話でもないのだが、どーしても無理! ゴメン!!
必ず購入
100はつゆきさくら (SAGA PLANETS) (2012-02-24)
自分としては衝撃の作品だったキサラギGOLD★STARを書いた新島氏が単独でシナリオを担当するということで、期待は高かった。だが不安もあった。暗さを前面に押し出した作風や中二病の設定が次々と明かされ、変な方向に向かっていないか心配だったのである。今回の体験版はそんな懸念をぶっ飛ばす会心のデキで、とても満足している。確かにサクヤ登場シーンの演出はもっと上手くやれなかったのか等、細かい不満点はある。しかし、中二病の主人公がヒロインに翻弄されるカタチでユーザーの中二設定に対する嫌悪が上手く緩和されており、シリアスと笑い・ほのぼのと戦慄を違和感なく作品に同居させている力量には素直に感服せざるを得ない。笑って、ハラハラして、女の子に萌えているうちにいつの間にか世界に引き込まれ、設定もストレスなく頭に入っている。やはり新島氏の力量は本物だった。「だばだー」は震えるべきか苦笑すべきか迷うところだが。

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